ヒビノココロミ

日々、いろいろ試して、いろいろ言うブログ。



<span itemprop="headline">晩秋の文房具屋めぐり その4</span>

「いらっしゃいませ~。」

若いお兄さんが、商品に埋もれた小さなレジから顔を出した。

店の広さはざっと4畳半。

でも、カラフルな文房具や雑貨に囲まれて足の踏み場がないぐらいだ。

商品にざっと目を通すと、どれも横文字ばかり。

これは英語、これはドイツ語、これは…何語?

よく分からない国の雑貨ばかりだ。

ふと入り口のほうに目をやると、さっきのキャラクター。

そのすぐ下に、おんなじキャラクターの柄が入った消しゴムや鉛筆がたくさん。

君はどこの国の出身かわからないけど、その様子だと本国では大人気なのだろう。

僕は、たまらなくわくわくしてきて、早速店内を物色した。

ピンクに、イエローに、スカイブルー。

日本の文房具屋じゃ絶対にない色使い。

ちょっとクラクラするけれど、これはこれで海外(むこう)らしくて好き。

僕は、ちっちゃな回転式のペンスタンドをくるくる回しながら、ペンを選んでいた。

ガラガラガラ…

「いらっしゃいませ~。」

そうこうしているあいだに別のお客さんが。

モジャモジャ頭の黒縁メガネ。オシャレな感じの若者だ。

こういう人、最近多いよなぁ。

ちょっと前だったらありえないカッコウなのに。

いまは、こういうのが流行っているんだなぁ。

その人は、僕の後ろをすれ違おうとした。

だけど、そこは狭い店内。

なかなか通れない。

その若者がリュックを背負っていて、僕がメッセンジャーバックだったからさらに具合が悪い。

僕は、いったん店の入り口に避難して、若者を先に通した。

その若者は、軽く会釈をしてお店の一番奥に向かっていった。

すると、

「いらっしゃいませ~。あ、おそいよ~。」

また、誰か来た。

こんどは、カチッとコートで決めた女の人。

グレーのコートと、茶色いニット帽があったかそう。

「ごめん、ちょっと遅れた。」

ん、やけにお店のお兄さんと仲が良いな。

「もう、どうしたかと思った。」

あ、そうか、この人もたぶん店員さんだな。

お店のお兄さんと、僕と、若者と、女の人。

4人も入ればお店の中はぎゅうぎゅう。

僕は、きゅうくつになって、早くお店を出たくなってきた。

早いとこ、買うもの決めようか。

僕は、あの頃と同じように、赤いキャップのボールペンと、
小さな消しゴムホルダーを持ってレジに向かった。

だけど、また人が来て、今度は女性二人組み。

ただでさえ、狭かったのに、もう、こうなると動けない。

僕はその場に立ったまま、レジスター越しに、お兄さんに品物を渡した。

「どうも、すみませんね。はい。」

カチャカチャカチャ…ジャキーン。

古めかしいレジスターの音が小さな店内に響く。

たぶん、敢えてこういうものを使って雰囲気を出しているのだろう。

かっこいいぞ、レジスター。

「はい、おつりです。レシートいりますか?」

あ、ください。

僕は、黄緑色のレシートと、小さな茶封筒に包まれた商品を手にして店を後にした。

外に出ると、店の中の生暖かい空気がリセットされて、冷たい晩秋の空気が僕を掠めた。

僕は、さっきの店でゆっくり文房具を見れなかったこともあって、
ちょっとほてった“文具欲”を冷ますために、また文房具屋めぐりを続けた。






…ええと、いかがでしたでしょうか。

なんてことの無い、私の日常。

いや、なんで唐突にこんな小説風の記事になったのかというと、
私の相棒、デジカメが壊れてしまって撮影が出来なくなったからです。

文具の撮影をしていたら、机から落として、レンズがひん曲がりました。

当然、自然故障ではないので保証外。修理は高い。

だから、これを機会にデジカメを買い換えよう、買い換えようと思っていたらいつの間にか月末。

ほんとは、いつも通りのくだらない企画をやる予定だったのですが、
撮影が出来ないとどうにもこうにも行かなくて…

いや、携帯のカメラでも撮影できなくは無いんですけど、ちょっと厳しい。

もう、時間が無い、ってことで急遽企画差し替えになりました。

夕ごはん食べてから一気に書き上げたので、誤字脱字ありありかもしれません。

こんな拙い文章ですが、皆様の暇つぶしになれば幸いです。

…週末に絶対デジカメ買うぞ~!

では、また次回の「日々のココロミ」で。