ヒビノココロミ

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甘酒と向き合う その1

甘酒と向き合う


甘酒が好きだ。
この寒い冬の季節には、ほぼ毎日のように飲んでいる。
甘くて独特の風味があってくせになる。
だけど本当に好きなのか、と言われるとうまく説明できないかもしれない。
甘いなんてありきたりの感想だし、独特の風味ってなんだ?
それに、ほかにもっと好きな食べ物だってあるし…
好きな食べ物ランキングでいったら、甘酒は6位ぐらいだ。
そういえば、好きになったきっかけも分からない。
微妙な関係の甘酒とこの機会に向き合いたいと思う。

 

季節限定の好物、甘酒


私は冬になると甘酒が飲みたくなる症状を持っている。
症状とか言ったのは、それが病的だからだ。
とにかく身体に甘酒を入れないと、ってなる。
特に、冬の日のさむーい朝に飲みたくなる。
冬の朝はとにかく起きるにがつらい!
こういうときにガツンと血糖値をあげてくれる甘酒が強い味方なのだ。
ぐっと一口飲めば体じゅうに巡るあの感じ。至福のひと時である。
だけどそれは季節限定のことで、春を迎えるとすっかり甘酒のことは忘れてしまう。
私にとって甘酒とは餅みたいな物なのである。(冬ぐらいにしか食べないという意味で)
まあ、売り場から消えるのもあるんですけどね。
個人的に甘酒のピークだと思う「ひな祭り」を迎える今、甘酒ともう一度しっかり向き合いたい。

 

まずは本場を制覇したい


で、甘酒を語る上でここ外せないだろうという場所に行ってきた。
ネットで「甘酒」と検索すると必ず出てくる店がある。
その店とは、神田明神の近くにある「天野屋」さんだ。
せっかく神田明神に来たので、適当に散策をしてみた。

 


獅子舞がおみくじをひいてくれる、いかにもジャパ~ン!って感じなおみくじマシーンが目に付いた。
これはぜひやりたい!と思い、コインを投入。
軽快な音楽と共に獅子舞が踊り狂う。滑稽でかわいい。
そして踊りをしばらく見ていると、おみくじを選ぶそぶりを見せながら
一枚のおみくじをひいてくれた。
機械なのに良く出来ているなー、と感心していると角の穴にポトリと落とした。
おみくじを開いて運勢を見る。そういえば、これが今年初のおみくじだ。

 


結果は…中吉。普通だ。リアクションできない。いや、する必要はないけど。
なーんだ普通か、と思って説明を読んでみると、行動のところで

 


プラネタリウムに行くといいよ」と書いてあった。
えっ、プラネタリウム!?ちょっと面食らった。
だって、こんなところでまさかカタカナの単語に出くわすとは。
しかもプラネタリウム、なんだかおしゃれでロマンチックである。

 


おみくじの意外なアドバイスに驚きつつ、天野屋さんへようやく向かう。
店内で飲もうかと思ったが、天気が良かったので外で飲むことにした。
初詣の時期は店外でも売っているらしい。テイクアウトは350円だった。
木枠の古びたガラス戸をあけると、中でおばちゃんが手渡してくれる。
思っていたより量が少ないが、まあ、こんなものかなと思う。
そもそも甘酒はがぶがぶ飲むモノではないし。

 


では頂きます。ずずず…
温かい日差しを背中に感じながら甘酒をすする。
ああ、うまい。やっぱりうまいぞ。
甘さ控えめなのに、濃厚でまろやか。なのに後味はさっぱり。
自然な感じの甘さで砂糖とかは使っていない感じ。
どろどろしているので、あの量でも結構満足できる。
どうも、ここのは米と麹だけの混じりっけなしのやつなんだそう。

 


この絶妙なバランスは流石だと思った。私の舌でも分かりましたよ。
真っ青な空と、冷たい空気。白くて暖かい甘酒。最高の組み合わせ。
良い気分で天野屋さんを後にしました。