ヒビノココロミ

日々、いろいろ試して、いろいろ言うブログ。



サンスター文具 PetitChokit プチちょき



今や、ひとつのジャンルとして確立した携帯はさみ。各メーカーから様々なアイデアが詰め込まれた製品が日々生み出され、
そのラインアップは増え続けています。そこに、個性的な文具を得意とするサンスター文具がまた新たな製品を投入してきました。今回は、その「プチちょき」について紹介します。



サンスター文具ではすでに、「スティッキールはさみ」というスティック型の携帯はさみを開発していますが、今度は、それよりさらに小型のはさみを投入してきました。それが「プチちょき」です。



見た目・大きさ共に粒ガムのようであり、丸っこいフォルムをしています。
カラーバリエーションは、確認した限りでは写真の青の他に、黄緑、ピンク、白、黒がありました。
使い方は、上の写真にあるスライダーを動かしてロックを解除します。



すると、ロックが解除され、先端から刃が出てきます。



展開するとこんな感じに。
予想以上に刃渡りが短いのがわかります。また、本体が分厚いため、直線を切り進めることが困難です。このため、長い直線を断つと言うよりは、短い点を切るという使い方、例えば、タグを切ったり、小袋の開封に役立ちそうです。



なお、内部にはバネが仕込まれおり、自動で開閉するので小気味よく切ることができ、取り回しやすいです。



持ってみるとこんな感じに。持つというよりかは「つまむ」感じです。
今回購入した色と相まって、なにやらツイッターの鳥のような感じです。
あまりに小さすぎてなくしてしまいそうですが、そのためにストラップが付いているので安心です。
まあ、この製品単体で持ち歩くことは想定されていないと思われますのでストラップがつくのは当たり前ですが、ストラップと本体を繋ぐ部分がカニ環で繋がれているのに感心しました。

なぜかというと、先に述べたとおりこれ単体で持ち歩くシチュエーションは考えづらく、おそらくはキーホルダーとして持ち歩くことが想定されるために、もしこの紐が取り外せない仕組みだと、取り回しが非常にやっかいだと思われるからです。
使うときは取り外し、仕様後は無くさないようにつけておくという使い方では、この「カニ環」の選択は実用性・大きさ共に最適かと思われます。
この点があまり考慮されていない製品が実は意外に多いのです。



では、この「プチちょき」のアドバンテージを探るために、競合すると思われる携帯はさみのジャンルの中でもとりわけ小さな者たちと、本製品を比べてみました。
奥から、クツワの「携帯はさみ」(399円)、サンスター文具の「プチちょき」(399円)、そして長谷川刃物の「CANARY プチはさみ」(500円)となっています。
大きさは、折りたたたんだ状態でそれぞれ
全長44mm、約30mm、45mmとなっています。(「プチちょき」のみメーカーによる公式情報がないため実測値による)
このデータから見ても、「プチちょき」がいかに小さいかが一目瞭然かと思われます。



そして、それぞれ展開してみました。
それぞれの刃渡りは、「携帯はさみ」が17mm、「プチちょき」が約10mm、そして「CANARY プチはさみ」が7mmです。
(「プチちょき」のみメーカーによる公式情報がないため実測値による)
こうして見ると、3製品の中では比較的大きめの「携帯はさみ」はおいといて、
「CANARY プチはさみ」と「プチちょき」との差は、全長・刃渡り共にほぼないといってよいでしょう。

比較してみて分かることは、
「プチちょき」は携帯はさみを選ぶ上でポイントとなる「携帯性」を左右する大きさの点で両製品に優っていること(=一番小さい)、そして使用する上で欠かせない「実用性」でも、クツワの「携帯はさみ」は刃のかみ合わせの精度が若干悪く、ビニール等はあまりよく切れないのに比べ、「プチちょき」では問題なく切ることが出来ました。

ただ、これについては長谷川刃物の「CANARY プチはさみ」も同等もしくはそれ以上の性能なのですが、
「CANARY プチはさみ」は使用時にカバーを外す必要があるため、いかにも無くしそうで怖い、というのが弱点であるといえると思います。その点でも、「プチちょき」は本体と一体構造のため、無くす心配がなく安心です。

まあ、本体自体があまりにも小さすぎるので無くしそう、というのがあるのですが(それはどれもおなじか…)。

また、価格の面でも
「CANARY プチはさみ」より安価であり、購入しやすいです。

やはり、後発というだけあってよく研究されており、価格もそこそこで、携帯性と機能性のバランスが取れており、
このジャンルの製品の中では一押しであるといってもいいのではないかと思います。

ただ、携帯はさみで私の本当のおすすめはビクトリノックスのクラシックだったり…(笑)

ああ、本気でレビューすると疲れますねー