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ヒビノココロミ

日々、いろいろ試して、いろいろ言うブログ。

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ノック不要で芯が折れない、ストレスフリーなシャーペン オレンズネロ ファーストインプレ

おすすめ記事 買ってみました 文房具

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さあ、年度末へ。しおせんべいです。

 

この記事では、遅ればせながら、2月16日より出荷開始されたぺんてる久々のフラグシップシャープペンシル、「オレンズネロ」のファーストインプレを書きます。

 

pentel-orenznero.jp

 

久々に出た、フラグシップシャープペンシル

 

 

さて、去る2月16日より出荷が開始された、ぺんてる久々のフラグシップシャープペンシルオレンズネロですが、わたしは予約できずに「当日手に入るだろうか…」と不安になっていました。

 

ですが、ロフトで入手できるらしいぞ、との情報を聞き、出荷翌日にロフトに直行、無事に速攻で入手できました。

 

 

もうね、手に入れた瞬間から興奮が止まらん。

こういう感覚は久々ですね。勢いで、つい、.2と.3両方とも入手しました。

ネロについて

 

 ―ユーザではない。オーナーになるのだ

 

オレンズネロとはそもそもなんぞや、という話ですが。

ざっくりいうと、ノック不要で芯が折れない、ぺんてるフラグシップシャープといったところです。

 

 

ぺんてるの「折れない系」シャーペン、オレンズの最上位機種ですね。

www.pentel.co.jp

 

 

基本的なスペックは、

  • 長さ約143mm
  • 太さ約9mm
  • 重さ約17g
    です。

グリップに金属を混ぜた樹脂を採用し、低重心なバランスに仕上げております。

 

 

しかしながら、同様コンセプトのメタルボディを採用したPILOTのオートマックと比べ、非常に軽量な仕上りとなっております。

 

hibinokokoromi.hatenablog.com

 

www.pilot.co.jp

芯が折れない!しかも自動で芯が出続ける!

 

―書く、書き続ける。

 

さて、この製品のウリは何なのかと言いますと。

  • 芯が折れない機構(オレンズシステム)
  • 自動で芯を繰り出す機構(自動芯出し機構)

この2点ですよね。

 

まず、芯が折れない機構(オレンズシステム)ですが、これは

芯の減り具合に合わせて、ペン先のパイプがスライドし、パイプで芯を守るというものです。

これにより、.2や.3などの超極細径の芯でも折れずに書くことができるのです。

 

 

なお、ぺんてる超極細芯径へのこだわりは伝統のようで、今では廃盤である製図用シャーペンの技術が生かされているようです。(左メカニカ、右メカニカグラフ、グラフペンシル)

 

余談ですが、オレンズネロの芯径表示の色は替え芯のシュタインのパッケージ色と同じです。

www.pentel.co.jp

 

そして、自動で芯を繰り出す機構(自動芯出し機構)ですが、これは

ペン先のパイプが紙面から離れるたびに、自動で芯が出てくる仕組みです。

 

文字を書くとき、一画一画のタイミングで紙面からペン先が離れ、また紙面に押し付けられますが、この力を利用してペン先でノックしている感じになるんですね。

 

この仕組を実現するために、通常版のオレンズに搭載されている三分割チャック(芯をつかんでいる部分)ではなく、ボールチャックをネロに搭載したのだそうです。

 

↓ここに開発陣のインタビューが。半分ぐらいチャックの話ししてる。

pentel-orenznero.jp

 

なお、製品のさらなる詳細については、ネット上に記事がどどっと掲載されているのでお好きなのを見てくださいまし。(ぺんてるのPRの力の入れ具合がわかる

 

公式

www.pentel.co.jp

pentel-orenznero.jp

 

レビュー記事とか

getnavi.jp

堂々たるフラグシップにふさわしい質実剛健なデザイン

 

 ―「かっこいい」を目指したわけじゃない。ネロは、もっと大きなものを背負う存在だから。

 

色々と、ギミックについて語りましたので、お次はデザインの話を。

 

デザインとしては、マットブラック一色のカラー。

これは、同社の製図用グラフ1000やスマッシュの系譜ですかね。

www.pentel.co.jp

www.pentel.co.jp

 

 

多面体の軸が指先を捉え、長めのグリップは多様なポジションに対応します。

軸の半分がグリップってかなり長いですよねぇ。

 

そうそう、グリップが製図用によくあるローレットではないのが良いですね。

あれは、指先が削れる感覚がして指に優しくない。

 

また、ロゴの部分がえぐれたようなデザインですが、これはロゴの印刷保護のため、だそうです。

 

全体としては、オートのプロメカのような”いかにも製図用”感は抑えられ、どちらかと言えばプロ仕様感が漂う落ち着いた仕上がりになっています。

 

いや、プロメカは直球でどストライクですけどね。ネジが良い。

 

hibinokokoromi.hatenablog.com

 

なので、製図用と用途を限らず、普通に使える所有欲を満たすシャープペンシルと言った感じに仕上げてあります。

 

 なお、デザイナーのお話はこちらに。

pentel-orenznero.jp

 

シャープペンシルにおける、あらゆるストレスを排除したシャープペンシル

最後にインプレを。

いいところ

 

ノック不要、と書きましたけど、書き出しのノックは必要です。

同社のグラフ1000のような緻密で確かな押し心地、ではないけれど押した感が伝わってくる感じで好印象。(テクトツーウェイみたいな肩透かし感はない)

 

 

ウリの機構であるオレンズシステムによる、書き味への影響は少ないようで、.2でも思ったよりかは突っかからずに筆記できます。

せっかくのオレンズシステムなので、柔らかめの芯を積極的に使いたくなります。

 

気になるところ

 同コンセプトのPILOTのオートマックと比較してみて気になるところ。

 

 

持ち上げたときに、軸の中からカタカタ音がします。

オートマックは音がしないのでやや安っぽく感じます。

 

 

いくらオレンズシステム採用とは言え、ガイドパイプ自体は脆いものなので、ダブルノックで収納できると良かったですね。

 

 一通りレビューしてみて思ったのは、オレンズネロは

シャープペンシルにおける、あらゆるストレスを排除したシャープペンシル

だということです。

芯が減るごとにノックする手間と、芯が折れるリスクを回避できますからね。

 

ぺんてるの持てる技術を注ぎ込んだフラグシップシャープペンシル

一見、文具マニア向けの製品かと思いきや、実は普通の人が普通に使える、超理想的なストレスフリー・シャープペンシルだったんですね。

 

プロの道具は実は普段使いでも使いやすいんですね。(ぺんてるは用途は指定してない

 

3000円しますけど、普段使うものこそお金をかけましょ。(筆記具と見ればそんなに高くないよ

 

 

 

と、いうわけでノック不要で芯が折れない、ストレスフリーなシャーペンのお話でした。

 

関連:過去のぺんてるフラグシップシャーペン・メカニカはこちら。

とことん突き詰めて尖った感じ。良いものですよ。

 

hibinokokoromi.hatenablog.com

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