ヒビノココロミ

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これならば、生活になじむ-Apple Watch Series 4 開封レビュー

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 もう、十分浸透したのではないでしょうか。しおせんです。

 
hibinokokoromi.hatenablog.com

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先日、iPhone Xs Max を購入した訳ですが、記事に書いたとおりApple Watch が欲しくなってしまい、結局購入してしまいました。じつは、購入にあたって紆余曲折あったのですが、その辺りも絡めて話していこうかなとおもいます。

 

序章として、なぜいまさらApple Watchなのか

さてこのブログの読者の方々は、私がさまざまなウエアラブルデバイスに手を出しているのをお分かりだと思います。「また、しおせんガジェット買ったのか…」と呆れる方もいるかと。その弁明というわけでもないですが、今回Apple Watchを買った理由を書こうかと。一番の理由は、メイン端末のiPhoneに合わせるなら、やはり純正のモノが一番だろうという思いからです。このことはAirPodsで痛感しており、もはや純正の快適さは一度知ってしまうとやめられません。しかしながら、それは以前から分かっていること。ではなぜこのタイミングなのかといえば、Apple Watch が今回series4のアップデートでフルモデルチェンジされ、「物好きのガジェット」の域を脱し、見た目や機能の面において“日常生活に耐えられる”ウエアラブルデバイスにようやくなったと思えたからです。

 

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ここで他社のデバイスを引き合いに出すのは憚れますけど、たとえば見た目を気にしてsonyのwenaのようなレガシーな時計の見た目の端末を使うというのはもはや一つの選択肢に過ぎず、「ほんとはApple watchがいいけど、ダサいから嫌」という見た目に関してのネガティブな要素はかなり薄れてきたと個人的に思います。じっさい使ってみますと、「あー、それあいほんの時計だよね?」と認知される程度にはなってきており、ようやく気兼ねなくApple Watchを使える雰囲気になってきたのかなと感じるので、もう、皆さん買ってよろしいのかと。あとは価格ですけど「まともな見た目の、ストレスなくまともに動くウエアラブルデバイス」というのはこのくらいの値段(税別45,800円から)はします。これは、さまざまな端末を買いあさった私の実体験から言えることです。

 

※余談ですが、wenaがいつまで経っても交通系マネー対応しないというのが、今回乗り換えの大きなポイントだったりします。

Apple Watch にはさまざまな種類があります

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さて、ひとくちにApple Watch と言っても、現行のseries4においても様々なバリエーションがあり、悩むところです。

 

ざっくり言えば

  • セルラーがあるか無いか
  • 大きさが40mmか44mmか
  • 本体がアルミかステンレスか
  • ナイキや、エルメスコラボなのか
  • ベルトは何にするのか

 

と言ったところが大きな違いですね。

後者にあげたものほど、その人の好みの要素が大きくなってきます。このデバイス、ファッション的な要素がかなり強いので、選択肢が多いのは大変良いことだと思います。人の好みは十人十色。なんなら、気分によっても変わる物ですので。ベルトはサードパーティからも豊富に互換品が出ているので、そこまで悩まなくても良いと思います。一番安いスポーツループか、バンドをとりあえず買うのでも良いかと。ただ、ふつう本体はコロコロと買い換えるものでも無いので、ここはじっくり悩みたいところです。

 

セルラーはよほどのことがない限り必要はないが、欲しければ止めない

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さて、本体を選ぶにあたって悩むのはセルラーは必要なのかと言ったところですが、両方を使った私が言えるのは「なくても何も困らない」という事です。あなたがiPhoneを持たずにWatchだけを持ち出すことがあるのならば別ですが、勘違いして欲しく無いのは「Watch単体で完結できるわけではない」という点です。これは、大きな誤りであり、たとえセルラーのWatch だとしてもiPhoneが通電状態でなければ通知を受けることができませんし、そもそもセットアップにiPhoneが必須ですので。あくまで、iPhoneからの通知をLTEでも受けることができるというだけですので、この点を勘違いしないよう要注意です。セルラーで無くとも、ペアリングさえすれば通話はできます。

ここまで言っておいてなんですけど、「やっぱりセルラーがいい!」と言うのであれば、私はそれでもいいと思います。こういうのは、本人が良ければ良いんです。じっさい、iPhoneを車に置いてトイレに行くだとか、寝る前にちょっとコンビニ行くだとか、たまにランニングをするだとか、iPhoneが手元を離れるシチュエーションはわりにあるので、そう言ったときでもシームレスに、普段となんら変わりなく全ての機能を使えるのは、実は結構なアドバンテージだと、私は思います。ただし、その利便性を享受する引き換えに、月〜500円程度の通信料のコストが毎月かかると言う点は覚えておいてください(ワンナンバーサービス)。さらにいえば、このサービスは3大キャリアのみ展開されているものですので、SIMフリーで使いたい人は要注意。とはいえ、どのようなシチュエーションにおいても使える、頼りになるコンパニオンデバイスが手元にあるのは大変心強いです。なお、見た目に関してはクラウンの縁取りが赤くなるだけですので、前作よりは気にならないかと。

 

パッケージの演出はさすが、本体の見た目と装着感は向上

さて、上記の理由から結局セルラーに買い換えて使っている私ですがここでApple Watchについて詳しく見てゆきましょう。私が最初に選んだのはGPSの40mmゴールドアルミニウムケースとピンクサンドスポーツループで、後にセルラーの40mmゴールドアルミニウムケースとピンクサンドスポーツバンドに買い換えています。上の画像はGPSモデルのものです。風呂敷状に開くパッケージの演出は開封していてワクワクしました(開けにくいですが)。付属品は、1mの充電ケーブルと5WのACアダプタ、それに選択したバンドです。なお、私はケープコッドブルーのスポーツループがほしかったのですが、セット販売の選択肢になかったので別途購入しました。

 

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ケースサイズは40mmです。これは、できるだけ装着感が軽いものにしたかったというのと、小さいデバイスを偏愛する私の好みです。以前の38mm/42mmからそれぞれ2mm大きくなっていますが、同時にスクリーンの専有面積が増えていますので、むしろ小さくなってスッキリした印象を受けます。また、全体的にわずかながら薄く、丸くなっており装着感は大幅に向上しています。この二点からしてもseries4は間違いなく買い、です。


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相変わらず「初回の」ペアリングは楽チンで、アプリの言うとおりにすればほぼ問題ないのですが、私みたいにApple Watchの機種変更状態になる人はやや手間取ります。以前のWatchを削除したり、suica移動したり…となかなかに煩雑です。普及具合からしてそろそろ、2台めというユーザーも増えてきていると思うので、このあたりは対応していただきたいところです。ペアリングして軽く使ってみると、重いアプリ(マップなど)を使うとまだまだつっかかりは感じますけど、許容範囲にはなってきました。まあ、Watchでなにかしようというのは私は違うと思うので、ただ単に通知を受けて、電子決済をして、たまに通話するといった程度なら何のストレスもなくこなせます。

 

気兼ねなく使いたいなら、ケースはアルミ、バンドはスポーツタイプがおすすめ

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機能的な面は一旦置いといて、watchというからには、やはり見た目にいろいろこだわりたくなるでしょう。私のおすすめは、アルミのケースでバンドはスポーツループです。

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やはり、普段から身につけるものであればキズは避けられないでしょうから、傷つきやすいステンレスを選ぶのは私の精神衛生上良くなかったんで。あと、売り場で店員さんがしきりにステンレスモデル磨いていたのも気になったんですよね。要は指紋が付きやすく汚れやすいってことなのかと。ウエアラブルデバイスである以上、指紋はもちろん、汗やホコリなどの汚れは避けられないので、その点からもアルミ推しです。アルミでも、質感は高くて所有感は満たせますよ。あと、軽いしね。

 

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あとはバンドですけど、これはスポーツループが断然おすすめ。悪くいうとただのマジックテープみたいですけど、純正ならばそこそこの質感はありますし、おとなしめの色であればスーツでもいけます。メッシュ素材なので通気性もよく、何より薄く軽いので、キーボード操作のじゃまになりません。純正でもコスパの良いバンドだと思います。

 

 

 

なお、Apple watchにカバーを付けるかどうかは賛否両論ありますけど、キズが付いてから後悔するのでは遅いので、とりあえず私は手頃なTPUカバーを付けておきました。まあ、タッチ感度が落ちるので本当はないほうが良いんですが、Watchがものに当たりそうになるシーンは多々ありますし、電子決済を常用する人は、そのリスクが上がります。リーダーにコツン!ってのはわりにある。

なんと言ってもお楽しみはフェイスのカスタム

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さて、早速お気に入りの組み合わせで身につけたいところですが、お楽しみはまだまだこれから。Apple Watchの醍醐味の一つは、多彩なWatch face (盤面)です。純正のフェイスだけでも、かなり楽しめると思います。見た目重視で定番のミッキー・ミニーでもいいですし(これはかなり女子ウケが良い)、気に入った画像入れて自分だけのWatchにするのも良い。

 

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あと、機能に全フリでコンプリケーション(盤面にあるアイコンや文字)モリモリのフェイス選ぶのもいいですね。series4でラウンド状になり拡大した広大な画面に余すところなく8つのコンプリケーションを詰め込める「series4専用の」フェイス・インフォグラフは優越感に浸れるフェイスですね。

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WatchOS 5はアクティビティとヘルス重視。その多彩な機能をこれから使いこなす

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さて、ここまで語って、じつはようやくApple Watch生活のスタート地点です。いままでの話は、使い始めに見た目をセットアップしたに過ぎません。実際に一ヶ月以上使ってますけど、「ああ、こんな機能あるのね」と驚くことは多々あります。個人的に役立っているのは、程よい通知と、電子決済、それに音楽操作ですね。Suicaが使えるのはすごくありがたいし、返信までこなせる通知はやっぱり便利。音楽の操作は、やはり手元にあるべきだよなと痛感します。AirPodsの簡易的な操作を補う感じです。

 

wired.jp

 

ですが、実はこのseries4と、同時にリリースされたWatchOS 5はアクティビティとヘルスの要素が大幅に追加・改善されたものなのは頭に入れておきたいです。ハード面からは(日本ではまだ解禁されていませんが)心電図の計測に対応したというのは大きなトピックですし、ソフト面でも、ワークアウトがより普段の生活に馴染むよう、自動検出や各種バッヂの強化、各種セッションやワークアウトのメニューが用意されているのは大変魅力的です。ココから察するに、Apple的には、健康面からWatchを手放せないデバイスにするという戦略が伺えたり…事実、普段の生活でも「ああ、座りっぱなしは良くないかな…」とか思わせられるので、Watchをすることでじわじわと健康意識はついてくるのかなーとは思います。いろいろ考えてしまいすが、私自身まだApple Watchを使いこなせていないので、これから使ってゆく中で気になる点があれば、また随時記事にしてゆきたいと思います。