あけました、おめでとうございました。しおせんです。
本年もよろしくお願いします。
あ、今年からは、「しおせん」で行きますね。twitterとあわせる。
今回はポケットサイズで高画質を気楽に扱えるコンデジの話です。
Canon コンパクトデジタルカメラ DIGIC7搭載 1.0型センサー PSG9X MARKII(SL)
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
- スマホがあれば、コンデジはいらない?
- なので、「高級コンデジ」というジャンルが熱い
- しかしながらRX100は手が届かない…
- 値頃感のあるG9 X Mark II
- 高級コンデジらしくない外観に惹かれる
- 作例的な何か
スマホがあれば、コンデジはいらない?
近年、スマートフォンのカメラの進化は素晴らしく、画質についてはもう、素人には十分すぎるレベルに達しています。
いいカメラで写真を撮る意味の、最後の砦だった「ボケ感」についても、擬似的ではありますが再現され、もはや「スマホでよくね?」と言われても何も言えないです。
たとえば、このもちの画像は2016年夏モデルのスマホ、galaxy s7 edgeで撮影したものです。手前のきなこにピントを合わせていますが、おくの抹茶がボケているのがわかります(光学的ではなく、エフェクト処理ですが)。
私は、最新世代のスマホは持ち合わせていませんが、ひと世代前のgalaxy s7 edgeでもこの画質で撮影できるので、もはやライトユーザーが求める撮影クオリティはスマホで対応できるのです。
なお、galaxy s7 edgeのレビューはこちら。現時点でもカメラは素晴らしいといえるスマホです。
ボケ以外にも、広角だとか光学ズームだとかの「カメラ専用機ならでは」の機能の数々はスマートフォンに徐々に搭載され、いわゆる「コンデジ」の立場はいよいよ崩されようとしているのです。
(最近のスマホカメラのトレンド、デュアルカメラがそれを加速している)
なので、「高級コンデジ」というジャンルが熱い
ですが、やはり、「スマホではなくカメラで撮りたいなぁ」というニーズはあるものです。
近頃流行りの「インスタ」がそのニーズを後押ししているようで、ここのところ、いわゆる「高級コンデジ」という製品群が盛り上がっています。
何気ない日常でも、良い画質で気軽に撮っておきたい。まさに、その欲求を満たすために生まれたジャンルですね。
ここで言う高級コンデジは、基本的には1インチ以上のセンサーを積んだレンズ固定式のポケットサイズのカメラのこといいます。(ミラーレスじゃない)
技術的な小難しい話は私は苦手ですので、ざっくり言いますけど、ようはレンズの光を受けて画像を認識する部分がセンサーで、この部分が大きければ画質が良い(いわゆる解像感とか、ボケとかの話)と考えて良いです。
身近な例で言いますと、iPhone8のセンサーサイズの9倍もあるのが1インチサイズのセンサーなのです。
売り場ではソニーのRX100シリーズを筆頭に、各メーカーがしのぎを削っています。
しかしながらRX100は手が届かない…
ではなぜ、「高級コンデジ」の王道、RXシリーズではなくG9 X Mark IIなのかといいますと。
いやね、実は無印RX100は持ってたんですよ。
画質的には、満足していたんです。ただね。使い勝手がね。
…ここからは、ガジェットとしての使いやすさを中心に語らせてください。
このジャンルのコンデジの使い方としては、日常スナップをSNS等に上げるというのが主な使いみちだと思います。
つまりは、スマホのカメラの置き換えとして使いたいわけで、それにおいては、気軽さ・気楽さ、使いやすさが重視されるのは言うまでもありません。
ここで、気軽さ・気楽さ、使いやすさとはなにかを具体的に言いますと、
- 携帯性
- スマートフォンとの連携
- 簡単操作
が挙げられます。
これを満たすためには
- ポケットサイズで
- wifiやbluetooth、NFC等で連携できる
- タッチパネルの
コンデジが望ましいと考えられます。
欲を言えば、自撮り対応のバリアングル液晶(モニターが独立して動くやつね)がほしいところですが、これを搭載すると重量や大きさが犠牲になり、ポケットサイズの軽快さは失われます。
で、これらを頭に入れると、初代RX100はタッチパネルもなければ、連携機能もないわけで、「痒いところに手が届かない」カメラとなります。
もちろん、発売時期(2012年)を考えると搭載されてなくて当たり前で、後継機種にはどんどん搭載されています。マーク5はバリアングルもEVFもついてる。贅沢。
しかしながら、その性能を考慮しても、価格が高い感じは否めません。
実売価格は10万超えてきます!
値頃感のあるG9 X Mark II
そこで、Canon PowerShot G9 X Mark IIなのです。(前置きなげぇ)
Canon コンパクトデジタルカメラ DIGIC7搭載 1.0型センサー PSG9X MARKII(SL)
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: Camera
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この機種なら、タッチパネル・NFCが付いて、206グラムと超軽量です。(軽いは正義!)
しかしながら、実売価格は5万円前後でRX100M5の半額です。
いいものは高いのはわかるのよ。でもね、やっぱり安い方がいいに決まってる。
その点、Canon PowerShot G9 X Mark IIはお得感が強い機種となっております。
高級コンデジらしくない外観に惹かれる
高級コンデジ定番のブラックボディの他に、画像のシルバーが選択肢としてあるのが、じつは、個人的に購入の決め手になりました。
"「私、写真やってます」オーラを出さずに写真を撮りたい、でもキレイに撮りたいという需要は、ユーザーのレベルを問わず必ずあると思うのです。(中略)「カメラでござい」的なルックスを捨てつつ高級機の中身を詰め込んだPowerShot G9 X Mark IIは大変得難い存在"―フォトヨドバシg9xmark2レビューより
— 🍘しおせん🍘 (@shio_sen_bei) 2017年12月6日
これはまさその通りだと、フォトヨドバシのレビュー見て共感しました。
いやね、カメラ=黒いボディと言うのは定番なので悪くないと思うんですが、シルバーのややクラシカルなこのルックスには惹かれるものがあるんですよね。
ブラウンのレザー調グリップも良い。
このカメラをさっと取り回すために、よく似合うリングストラップをつけました。
スマホ用なので、大げさでなくていいですね。
エレコム リングストラップ ソフトレザー 携帯 スマホ用 Lサイズ 内径22mm 耐荷重200g ブラウン P-STF03BR
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2016/08/04
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
…ようは、見た目と機能性重視で選んだんですよ。
あのね、画質については好みはあれど、品質においてはどの機種もほぼほぼ差がないと思ったんです。
その点、取り回しやすさにおいて
- 最軽量クラスの約200g
- NFCでスマホをかざすだけで連携できる(アプリは必要)
- タッチパネルでフォーカスしやすい
- microUSB で充電できる
と言うのは、気軽に使いたくなる、どこにでも持ち歩きたくなる理由になると思うのです。
それに何より、この価格とモノとしての質感の高さは素晴らしいですね。
ほら、所有欲満たせてなんぼですから。こーいうのは。
作例的な何か
…言いたいことは言った感あるぞ。
ただ、カメラのレビューなのに作例を載せないのはどうかとおもうので、素人がプログラムオートで何も考えずに撮影した画像をおいておきます。
明るいところでは、カリッと撮れるのは当たり前。
シェアしたくなるような甘酒が冷めないうちに、NFCでサクッと連携してシェア可能。
鮮やかな神田明神もはっきりとした色合いで。
うまそうな料理にも、ぐぐっとよって、いい感じにボケ感出して撮影可能。
センサーサイズもあってか、薄暗い夕暮れ時の神社もきれいにとれます。
と、まあ、このように満足感の高い高画質が、ポケットサイズの仰々しくないコンデジでさくっと撮れて、すぐさまシェアできるのは、大変魅力的だと思うのです。
それよりなにより、散々言ってますけど、やっぱりデザインが好きよ。このカメラ。
自分の小物とおそろいって感じで超おきにいりです。
Canon コンパクトデジタルカメラ DIGIC7搭載 1.0型センサー PSG9X MARKII(SL)
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: Camera
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初代もありますけど、価格差がそれほどないのでMark IIがやはりおすすめ。
Canon デジタルカメラ PowerShot G9 X(シルバー) 光学3.0倍ズーム 1.0型センサー PSG9X(SL)
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2015/10/22
- メディア: Camera
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初代はこっちね。
このカメラもエントリーされた、昨年買ってよかったものはこちら。