ブログ書くときのハードルって、ブツ撮りだったりする。しおせんです。
こんにちは。しおせんです。ブログを書いている皆さんは、タイトルに共感していただけると思います。レビュー系のブロガーのかたは、『ブツ撮り』という商品撮影に結構時間がかかるんですよね。
こだわりだすとキリがない感じで、ちょっと面倒なんですけど、雑なのはちょっと…ガチにセッティングしてもいいけど、撤収も面倒だし、いい方法ないかなぁ、と色々探ってみたら、ちょっと良い方法があったのでまとめておきます。
背景紙にはロールスクリーンを使おう
ブツ撮りというと、まず購入を勧められるのは背景紙です。紙や布、PVC素材など色々ありますが、これ面積があるので丸めて保管しても邪魔なんですよね。
そこで一つの手として、背景紙にロールスクリーンを使うという手段です。これなら、比較的大きな面積の背景が簡単に手に入りますし、撤収も巻き上げるだけなので簡単です。窓枠に取り付ければ普段は普通に遮光・調光に使えるのでおすすめです。
てのひらサイズのガジェットばかり撮影するかたにはちょっと大げさですが、バッグやファッションをレビューするかたは、散らかった部屋の中でもまっさらな背景が手に入るので強くお勧めできます。
照明はカーテンレールに
また、ブツ撮りに欠かせない要素として照明があります。スピードライト(フラッシュ)を使って天バン(天井に光を当てて拡散させる)のも良いですね。
それと、もう一つの方法として他に照明を用意して上から対象を照らすというのもあります。直接強い光を当てるのではなく、背景紙に当てて柔らかい光を拡散させて光を『まわす』ようにセッティングできると違和感ないようです。
そこでぼくは、カーテンレールにクリップライトを取り付けています。これなら床に置かないので邪魔にならないし、見た目も良いです。また背景紙がわりのロールスクリーンをしまった時でも違和感なく、普通の照明として使え一石二鳥です。
なお、クリップライトは別途リモコンアダプタを噛ませてリモコンでオンオフできるようにすると配線の自由度が高まりおすすめです。
三脚はじゃま。クランプ一脚を使おう
あとはカメラの方ですが、レンズはキットズームレンズで十分だとぼくは感じました。味わいより、ちゃんとパキッと写せたほうがレビュー写真としては印象が良いようなので、それであればキットレンズで良いのかなぁ、と。あと、ズームがあるとカメラ固定したままモノに寄れるので使い勝手がよいですね。
そこで、カメラを固定する三脚ですが、三脚って場所とるんですよね。だからぼくは撮影台に固定できるクランプ式の一脚を購入しました。これなら場所を取らなくて便利。
また、雲台というカメラと三脚を繋いで固定する部分はクリップ式の簡易のものに。べつにミラーレスとキットズームならば重さもそこまでではないのでこれでよし。これならいちいちネジを回さなくて良いので角度調節に躊躇しなくなります。
じつはこだわったほうが楽。テザー撮影のすすめ
ここからはちょっと難しい話なんですけど、ブロガーの皆さんは、カメラで撮影した写真をPCに取り込んで編集すると思います。でも、撮影した写真をいちいち取り込むの面倒だったりしません?そこでテザー撮影です。テザー撮影は、PCに専用ソフトを入れて、カメラをPCに有線で繋いで撮影する方法です。
これのメリットは、撮影した画像ファイルをそのままPCに直接取り込めるのでいちいち取り込む手間がないこと、そしてPCの大画面でプレビューできるので確認がしやすいというところです。
また、最近のカメラならばUSB給電に対応している機種も多いので、有線接続することでバッテリー残量を気にせず撮影することができるという副次的なメリットもあります。
このテザー撮影、対象の機種をお持ちの方ならば、一度体験すると病みつきになる快適さなので強くお勧めします。とりあえず、『手持ちのカメラの型番+テザー撮影』で検索してみましょう。
ブツ撮りのハードルを下げてブログ書こう!
と、まあ、撤収の手間もちゃんと考えてセッティングするとぼくはこんな感じになりました。
- 背景紙→ロールスクリーン
- 照明→クリップライト
- 三脚→クランプ一脚を机に
このセッティングでも、上の画像のようにそれなり撮れるのでまあ良いんではないかと。
よくあるブツ撮りの説明記事って、ほんとに小物しか撮影できないセッティングばかりです。鞄とかどう撮影すれば良いのよ?となったので自分で考えたオリジナルのセッティングです。
大掛かりてすが、ちゃんと撤収もできるので良いとおもいます(窓枠は潰れますが)。こだわる人は、レンズはもちろん、設定などにも気になる点が出てくるとおもいます。
ですが、最近のカメラは優秀なので、最低限十分な光量とまっさらな背景があれば、あとはカメラが勝手にやってくれるのでそんなにシビアにならなくて良いと、ぼくはおもいます。ガチガチにこだわってしまうと、色々セッティングが面倒なので、ぼくはこのくらいにしておきます。